今回は、2016年6月から2017年2月までのFREETELの利用実績を基に、想定利用金額を再設定し、費用計算シミュレーション結果を記載する。
利用料金の実績
まず、2016年6月から2017年2月までのFREETELの利用実績を以下のグラフに示す。
7月〜12月の6ヶ月間は、FREETELの「最大1年間0円キャンペーン」によって、1GB分の料金(499円)が差引かれている。
次に利用明細(2016年12月分)を以下の表に示す。前回のポストでは、データ通信量(以下の表では基本使用量と記載)のみを考慮して費用計算を行っていた。しかしながら、実際利用してみると、LINEなどの無料通話、メールだけでは連絡できない場合が多々あったため、通話料およびSMS送信量が発生した。
また、データ通信料については、9ヶ月のうち7ヶ月が、3GB未満の利用であった。これは、そもそもデータ通信を行わないこととと、wifi環境が充実してきたためと考えられる。
ご利用明細 | |||
摘要 | ご利用月 | 課税 | 料金 |
◆基本使用料 | |||
使った分だけ安心プラン(ドコモ回線)for iPhone 音声通話付 | 2016/12 | 外税 | ¥1,600 |
最大1年間0円キャンペーン第5弾( 6ヵ月) | 2016/12 | 外税 | -¥499 |
◆通話料 | |||
国内音声通話料 | 2016/11 | 外税 | ¥580 |
国内SMS送信料 | 2016/11 | 外税 | ¥12 |
◆その他 | |||
ユニバーサルサービス料(1番号当たり3円の請求となります) | 2016/12 | 外税 | ¥3 |
小計(課税対象) | ¥1,696 | ||
消費税 | ¥135 | ||
小計(内税/非課税) | ¥0 | ||
合計 | ¥1,831 |
実績に基づく費用計算シミュレーション
最後に、利用実績に基づき、今後の累積利用料金をシミュレートしたグラフを以下に示す。
比較のため、以前利用していたSoftbankを使い続けていた場合(月額8,800円)の累積利用料金をグラフに追記している。FREETELのイニシャルコストについては、流行りの格安SIMに乗り換えてみた(iPhone SE 64GB SIMフリー版+FREETEL SIM for iPhone)のポストを参照されたい。
このグラフを見ればわかるように、2017年の5月にグラフの交点が存在し、約1年の利用で、イニシャルコストを回収できていることがわかる。2年間(2018年5月まで)利用できれば、76,440円((8,800円ー2,430円)×12ヶ月)費用を抑えられることになる。まとめ
格安SIMに乗り換えてみた結果、実績値としても大手キャリアに比べて、費用を大きく抑えられることがわかった。「格安SIMはなんだか怪しそうだ、なんだか移行が面倒そう」と思っている方でも、本ポストをご覧いただいて一歩を踏み出していただければ幸いである。